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この世の背景

主に、どうしようもないことを書いています。

育児において、妻は悩み多き社長、夫は社員

以下のエントリーを契機に、育児に関する夫婦のいざこざが盛り上がってるみたいだ。

 

イクメンの疲れが倍増する妻の言動 - ほう太パパの七転び八起き(id:houta30)

 

30代男性で、子持ちで、 育児には多少…いや、少しは関わっていて、先日ついに妻に切れられた自分にとっては、タイムリー過ぎる話題である。あーあ。

 

まぁみんなが色々と書いているので、現代の女性のストレスについて一つと、夫婦の立ち位置について少し書いておこうと思う。

 

現代の女性のストレスについて

 

昔は妻が家事と育児のほとんどを担当しており、かつ家事は便利家電があふれている今よりもはるかに大変で、育てる子供の人数もやたらと多く、昨今の妻達とは比べ物にならない程のストレスがあったはずである。肉体的にも、心理的にも。

 

で、同じことを現代の妻がやるとしよう。すると当然、昔の妻達と同様のストレスを感じる…わけがない。その100倍はストレスを感じるであろう。

 

その理由は、昔に比べて、選択肢が増え、情報が増え、男女の役割が以前よりも流動的になり、かつ未だこれといったモデルも示されていないからだ。すると、「私はここまですべきなのか?」「夫はもっと手伝うべきではないか?」「もっといい方法があるのではないか?」「もっといい夫がいるのではないか?」「私は他に比べて損をしているのではないか?」「こんな苦しみは不当ではないか?」「もっと別の人生もあり得るのではないか?」などの、昔はそれほど念頭に上がらなかった様な疑問や悩みが生じるのである。

 

そこらへんの、解決のが困難な疑問や悩みを持ったまま、悶々としながら家事をしてたら、そりゃしんどい。何かつらさを感じるたびに、上記のような思考が侵入するし、それに対していちいち「いやいやそんなことない」「いや、でもやっぱり」「いや、それでも」「ああしかし」…などと反応しなければならないし、超ストレスフルなのである。ストレスを感じると、人は余裕を失うし、攻撃的にもなる。そして攻撃できるのは目下夫のみである。ひいっ。

 

もちろん、これはもう、どうにも出来ない。ただ、そのような悩みを持っている可能性を夫が心に留めておくだけで、多少は違うかもしれない。…違わないかもしれない。知らん。

 

そしてもう一つ、夫の立ち位置の難しさがあると思う。

 

前述した「昔より男女の関係が流動的になった」ことと関連していると思うが、妻の意識として「夫は子育てに関わる時間が少なく、従ってスキルでも劣るので、あくまでサブ」と考えるのは当然として、最近はそれに加えて「子育てにおいては妻も夫も対等」とも同時に考える様になっているのである。つまり、下手に口を出したらうっとうしがられるが、出さないとちょっとは考えろと言われるのである。どうしろっていうの!

 

以前、妻とそのような話をした時に、「育児においては、妻が社長で夫が社員なのだ」との御言葉を賜ることが出来た。概ね以下のような行動が求められているのではないかと思っている。残念ながら、少ししか実行出来ていないけども。

 

1.手伝う仕事をはっきり決めて、それをきちんとこなす。小さい方針に文句は言わない(社長に従う)。

 

2.勝手に手を出さず、何を手伝ったらいいか、何を望んでいるか、方針はどうなのか、時々直接聞く(機嫌のいい時に)。

 

3.勝手に手を出すなら、影響のない、確実に妻のストレスが減ることを行う(人によるが、休日に子供と夫のみで外出して一人の時間を作る、など)。

 

4.進言は行うが、向こうはこちらよりも経験があり、こちらよりも考えているというのを前提とし、敬意をもって行う(相手は社長である)。

 

とかかな?

 

で、イクメンという言葉には、どうも多忙な社長への気遣いと、あくまで自分は社員であるという謙虚さが欠けている気がする。まぁそれで男性が子育て…というより子育てにまつわる雑事を手伝うようになるならそれでいいんだろうけどね。