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この世の背景

主に、どうしようもないことを書いています。

女性向け同人誌において「やおい」が主流である理由。

自分は男性で、まぁ人並みには変態である。エロにおいて3次元は大好きだが、2次元も愛している(そもそも比べるものではないが)。そして成人向け二次創作はもちろん、大好きである(以下、二次創作と書いている場合は全て成人向けを指すこととする。成人向けでない二次創作には髪の毛の先ほども興味が無い)。

 

二次創作の良いところは、オリジナルキャラクターのエロでは容量的にどうしてもキャラの内面や関係性の描写を捨てざるを得ず、従って深みが出にくいのに対して、元作品ですでにある程度それらが描かれているため、展開やエロスにお手軽に深みを出せるところだろうか。…まぁそれはさて置き、やおいである。

 

常々思っていたのだが、何故女性は男×男を好むのだろうか。女性が男性を性的な対象とするのは当然なのだが、しかし例えば男性向けの作品において、女×女はあくまで様々なジャンルのひとつに過ぎないのに比べ、「やおい」は完全にメインストリームとなっている感がある。

 

何故、男×男なのか。男×女じゃ駄目なのか。

 

この問題を考える時に重要なのは、「女性は男×女のポルノ動画を見る際、主に女性を鑑賞する」という事実である(根拠は自分がこれまでの人生で行ってきた セクハラ 聞き取り調査である。母集団は結構大きいので、信頼度は高い。反比例的に自分の信頼度は低くなったが)。

 

この事実は最初、男性である自分にとって意外であった。しかしよく考えれば、そもそも性交は原則として男性から女性に向けて行われる行為であり、男は刺激を与え、女性は反応するのである*1。だからポルノ動画鑑賞において、男性は刺激の対象に興味を持つし、女性は反応の主体に興味を持つ…要するに、男女とも女性、つまりは刺激され反応する側に興味を持つことになるのだ*2

 

従って、女性が男性キャラに興味を持った場合、男性キャラの刺激された時の反応、つまりは「受け」としての反応が見たくなるのは、ごく自然な流れなのである。

 

じゃあ次の疑問として、何故「攻め」るのが男性なのか。女性が「攻め」ても良いのではないか。そちらの方が関係として自然ではないのか。

 

これは簡単な話で、キャラクター(性質という意味での)の問題である。女性に男性キャラを攻めさせると、男性キャラは「とんでもなく軟弱」という性質を帯びることになってしまうし、それを避けるためとはいえ、女性キャラに「物凄く屈強」という性質はつけ難い。じゃあどうする?そう、男性に男性を攻めさせればいいのである。これが、やおい誕生の瞬間である。

 

いやいや、同性愛者って言う性質は抵抗あるだろ」と思う男性は、自分が女×女の二次創作に対して、あまり抵抗が無いことを思い出せばよいだろう。物語において、男性が女性の同性愛者に、女性が男性の同性愛者にあまり抵抗が無い理由は、とっても簡単なのでわざわざここには書かない。決してめんどいから書かないのではない。

 

 

まとめ

女性向け二次創作(成人向け)において「やおい」が主流となっているのは、

 

①元々、女性はセックスシーンにおいて「刺激されて反応する側」に興味がある。

②従って、男性キャラの刺激されて反応するところが見たい。

③反応させるのが女性ではキャラ設定に無理が出やすい。

④男性の同性愛に抵抗がない。

 

からである。割と本能に近いところの話なので、やおいの隆盛は今後も続くであろう。

やおいに幸あれ!

 

 

 以下余談。

 

本当は性欲の絡まない別の要因もあると思うが、それは「やおい」に特有ではなく、例えば「成人向けでない男性向け百合漫画」などにも認められる類のものと思われるので、ここでは割愛する。そしてそっちの要因こそが、自分がやおいになんとも言えない嫌悪感を感じる原因だろうと考えている(なのでもちろん、男性向け百合漫画も気持ち悪い。成人向けでないものは特に)。

 

 

*1:変態を極めた人間様の創意工夫の前では、原則も崩れがちではあるが

*2:参考に真性Mの男性と真性Sの女性の意見も聞きたいところである