この世の背景

主に、どうしようもないことを書いています。

ブログを書く理由

このブログは2011年から始めたのだが、しばらくは1年に2記事のペースで更新…つまりは放置していたので、実際に更新を始めたのは2013年の10月からとなる。それからだらだらと続けているうちに1年経ち、記事の数もついに100を超えた。それと、さっき月間PV10000を超えた、という通知が来た。

 

うーん、なかなか感慨深い。そもそも自分は尋常じゃなく飽きっぽいので、人生と仕事と大学時代のサークル以外で、これほど何かを続けたのは初めてである。自らの意志で、何の強制力も無く、となると、これはブログが初めてではないだろうか。我ながら驚きである。まぁせっかくなので、何故ブログを始めようと思ったか、何故続いているかを考えてみた。

 

 

何故ブログを始めようと思ったか。

 

最初は、自分の暗い感情や、ネガティブな意見、別に間違ってはいないが社会的に言い難いこと、あとは何かを分析(という程のものでも無いが)した結果を、誰かに向かって言いたいという気持ちがあった…のだと思う。もう半分忘れかけてるな。

 

それをわざわざネット上でやろうと思ったのは、それをリアルでやるのが面倒くさいからに他ならない。思いついた時に誰かに話したいが、その瞬間のためだけに人間関係を維持するなんて、煩わしくて死にそうである。内容的に誰でも良いというわけでもないし。まぁ、話すことが出来る気の置けない人間も少ないながらいるのだが、そういう相手との接触すら億劫がる人間なので、どうしようもない。

 

もうひとつは、別の生活圏の人間の反応も見てみたかったから。自分の活動範囲は狭いので、その圏内にいる人間は限られたものになる。だから、質は悪くは無いのだが、どうしても多様性に欠けるのである。といって、これ以上人間関係を広げるのは自分にとっては火炙りになるより苦しいし、そんなことをした日にはストレスで手首に切り傷が出来るかもしれない。しかしネット上なら、パソコンを開くだけで色んな(変な)人間に会えるではないか。

 

あと重要なのは、暇をつぶしたいから。元々飽き性で趣味らしい趣味もないのだが、ゲームは好きで良くやっていた。しかし最近それすらついに飽きて来て時間を持て余し始めたので、自宅で出来る簡単な暇つぶしを探していたのである。

 

 

なぜブログが続いているか(何を得ているか)。

 

満足感

反応が見てみたい、という願望は、直接的にはほとんどかなえられなかった。大してブコメやコメントもつかないし。しかし意外にも、これにはあまり落胆しなかった(もちろんあったら嬉しい)。自分にとっては反応よりも、誰かが文書を読んだ、という事実の方が重要らしい。どうも自分は「誰かに読まれた」ということを、「誰かに何かが伝って、何か影響を与えた可能性がある」と捉えている様な気がする。

 

まぁ実際は何を書いてもほとんど伝わってないのだろうが(反応の有無に関わらず)、それは現実世界と同じなので別にいい。伝わる時は予想外に何となく伝わるものだし。でもブログに書くと、現実世界で話すよりも多くの人間が目にすることになるので、その分伝わる人数は増えるかもしれない。今の所その可能性に満足感を感じているようである(だからPVが増えると嬉しい。そういう指標としてブクマも嬉しい)。

 

暇つぶし効果

当初思った以上の暇つぶし効果である。文章の題材を考えるのも、膨らますのも、推敲しながら書くのも、とんでもなく(?)時間がかかる。そして自分はしょうもないことを色々と考えたり膨らせたりすること(空想・妄想とも言う)が元より嫌いでないので、非常にいい暇つぶしになっているのだ。

 

他のブログへの興味

他人のブログを以前より興味を持って見られる様になった。自分が書いている分、感情移入しやすくなったというか。そうしている内に面白いブログも知ることが出来たし、まぁ楽しみが増えるのは良いことである。

 

思考を整理する機会

考えっぱなしではなく、ブログに書くために整理していくと、思考の中で実は無駄だった部分、勘違いであった部分、重複する部分などがはっきりしてくる。あるいは、実は何の新鮮味もないことを形だけ変えて考えているのだ、ということに気付くこともある。これらは一人で思考していると中々気付きにくい。

 

情報への敏感さ

…は得られてないな。得られるかと思ったのだが。やはり自分の興味の幅の狭さはいかんともし難い。でもまぁ、どうしてもネタが無いときは情報を漁ることもあるので、多少は得られていると言えるかな?

 

はてな村の知識

はてな村!そういうのもあるのか。

 

 

そんな感じか。結構楽しんでいるので、飽きるまでは続けよう。