この世の背景

主に、どうしようもないことを書いています。

混じり合わない世界の2大勢力について

最近のはてな界隈の、ミニマリストに関するやり取り見ていて、ああ、この2つの勢力は、どこの世界でも永遠に理解し合えないのだな、と感じた。不毛極まりないやり取りが見ていて楽しい。

 

とある概念をあくまで感覚的にゆるく捉えて、感覚的なコミュニケーション・共感の手段としている一派と、そこら辺をきっちり定義して、そこをつめていく感じで理論的なコミュニケーションをとりたい一派と。

 

前者に多いのは女性で、後者に多いのは男性である(そうだよ、偏見だよ)。

 

前者はきっちり定義しなくても全然問題ないんだよね。いや、しない方が良い。中には「本当は気にしている人」も交じってたりするけど、そこはそれ「そういう考え方もあるね」で流して、目的の「共感」に全力をそそぐわけですよ。なんていうか、共感出来ないところには目をつぶり、とにかく共感出来るところに共感して、「共感出来るー」てきな結論にたどりつきゃいいのだ。それでいいのだ。平和な世界が何よりである。

 

後者は、それじゃ嫌なんだよね。定義は大事だし、もしそれがずれてたら、そこを統一させる、あるいは統一出来なくてもどこがずれているかをはっきりさせる、そしてなんらかの統一見解(問題の共有でも良い)に至る、そういう作業こそがコミュニケーションと思っているのだ。曖昧な部分を放置してなぁなぁで話を進めて、なにがコミュニケーションだ!!っていうね。理論的で、すっきりしてていいですね、うん。不真面目なのはいけませんよね!

 

誰がどっちでも何がどうでも何でもいいんだけど、この両陣営が理解し合うことは死ぬまで無いに違いない。お互いにイライラし合いながら、心の中でちょっと馬鹿にし合いながら、それでもバランスをなんとなくとりながら生きていくのである。

 

いいねいいね、これぞ人間世界の縮図だね!

 

 

目にした代表的なエントリー。両陣営の代表者(?)。

 


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