この世の背景

主に、どうしようもないことを書いています。

アイドル低年齢化の理由とその影響

昨日の朝、下記の様な番組を目にした。


内容は、あんまり褒められたものじゃなかった。

 

中高生や果ては3歳児の水着DVDまでもが販売されている日本の現状、そこに騙されて出演させられた被害者のインタビューと、騙す手口の紹介など…そこまではいい。

 

が、そこに何の脈絡も無く、アイドルが低年齢化していること、握手券を求めてCDを大量に買う人間がいることなんかを挟んで「アイドル低年齢化ーそのアイドルのファンは児童ポルノと関連あり」みたいな演出がなされている。頭の悪い人が「まぁCDいっぱい買って気持ち悪い。やっぱりああいう人達は変態なのね。」という感想を持つのが関の山の、クソ番組である。

 

 

で、アイドルの低年齢化はもちろん、児童性愛者が増えた結果なんかではない。成人女性(ここでは18歳以上とする)の価値が暴落したために起こっているのだと思う。

 

そして暴落の原因の一つは、メディア露出への過程が簡易になったためで、その結果メディア上には美人があふれるようになった。美人の価値は - この世の背景でも書いたが、AV女優ですら、今や美人ばかりなのである。そんな時代に、成人女性が中途半端な踊りや歌を披露したとして、何の価値もない。

 

だから、そういうところに出現しない低年齢層(18歳未満)が注目されるのである。かつ、17歳は18歳とそう変わらないから、16歳、それより15歳、いやいや14歳、13歳・・・と、価値の無い成人女性から離れた年齢がより価値があるとされるのは、なんら不思議なことではない。また、成人女性の価値が下がるに従って、その傾向は強くなるだろう。

 

ちなみに13歳女性は概ね生殖可能であり、この年代の女性に性的な魅力を感じるのは生物学的に全くもって正常である。ただ、「成人女性よりも」魅力を感じるとすれば、それはある程度、成人女性の価値低下による相対的なものだと思う。

 

だから、児童ポルノが本当に蔓延して社会的に一定の承認を得、13歳~16歳女性の価値が下がってしまえば、低年齢のアイドルは減少するだろうし、逆に成人女性のポルノが一切禁止されれば、成人女性のアイドルは復権を果たすだろう。

 

そんなわけで、アイドル低年齢化は児童性愛者が増えた結果ではないと考えるのだが、逆はどうなのだろうか。アイドル低年齢化が児童性愛者を増やす可能性はあるのだろうか。

 

あると思う。

 

 児童性愛者の定義は、たとえば米国精神医学会の定義では13歳以下の子供相手とされるが(ペドフィリア - Wikipedia)、前記のごとく、13歳は生物学的には十分ありなのである。もちろん、だったら12歳がありな人間もいるだろう。生物には個体差ってものがあるんだから。

 

つまりここら辺は、もともと人間の生物学的な性質と社会的な要望にずれがある部分なのだ。だから、そこら辺をうろうろしていると、生物学的な欲望が顔を出す可能性が0なはずが無い。きっと増える。その手の漫画だって同様である。欲望が顔を出せば、抑えきれない人間だってきっと出現するのである、ごく少数かもしれないが。

 

 

・・・まぁ、そんなことを言い始めたら、アンパン見て暴力的になる可能性、ピーターラビット読んでカニバリズムに目覚める可能性も考慮する必要があると思うけどね!!

 

問題の周辺を規制すると世界は物凄く硬直化するのでやめた方がいいと思います。