この世の背景

主に、どうしようもないことを書いています。

人ごみの中。

今日は妻も子供もいないので、朝から一人でマクドナルドにだらだらしに行った。朝ご飯を食って、ネットをしたり、ゲームをしたり。昼ご飯もそこで食べるという不健康っぷり(余談だが、新商品の豆腐しんじょナゲットはちっとも美味く無い。期限切れの肉で作ったチキンナゲットの方が余程マシである)。

 

で、自分はああいった人ごみに一人でいるのが結構好きである。なんで好きなのか、暇な時に考えたことはある。

 

これまでに思いついた理由で一番ありそうだったのが「人ごみは、人と親しく過ごす鬱陶しさは無いけど、孤独感が若干緩和される」というものだ。自分ではそれ感じないが、やはりどことなく孤独の苦痛を感じているのではないか、という理由。

 

…まぁ無くは無い、と思う。が、今日気付いたのだが、それよりも「人がいると意識が沈殿しない」という方が大きい気がする。

 

自分は、全く一人でいると妄想や空想にどっぷり浸かってしまい、止まらなくなる。作業や勉強をする必要があっても、思考が逸れて全然はかどらない。気付いたらぼんやりと、益体も無いことを一日中考えてしまっているのである。それは決して嫌な体験ではないのだが、どうも、こう、疲れる。

 

それが人ごみの中にいると、雑音がそれなりにあるので妙な集中が途切れる。意識が沈殿せずに比較的表層にとどまることが出来て、現実感を保つことが出来るのだ。

 

…出来たところで、ネットサーフィンやゲームをするくらいで有益なことはしないのだが、夏休み中だからまぁいいんじゃなかろうか。