この世の背景

主に、どうしようもないことを書いています。

ひどい世界を作るのはあなた

コミケのコスプレ写真(女性)を見ていた。もちろん、やましい気持ちしかない。暑いし、だれか全裸にならねーかな。

 

それはさておき、コスプレイヤーといっても色々である。コスチュームの気合いが凄い人、中身が美しい人、「それをやるのか」という発想の凄い人、露出度が高い人、肌が出ている面積の広い人、服の面積が少ない人など。

 

しかしその中でも、自分の目を特に引くのが、中の人が美しく無い方々である。

 

そいつらは、見た目が美しく無い…というより、正直やや汚めであるにも関わらず、非常に堂々としている。自信満々に見えるし、楽しそうだ。

 

よく、「自分のこと可愛いと勘違いしているよな」的な意見も見かけるが、自分は疑わしいと思う。確かに、可愛いの谷間をぎりぎり超えられずにひっかかって動けなくなっている様な、微妙な方々においてはそうなのかもしれない。しかし、中には何をどうやっても勘違い出来そうもない、見た目の残念な女性(の様な生物)だって混じっているのである。

 

自分がそのルックスなら、無理である。コスプレのみならまだしも、大衆の面前にその格好を晒すなんて考えられない。だって、馬鹿にされるから。嘲笑されるに決まっている。自分のことをネタに、笑い転げられるのだ。

 

「あいつ自分のこと可愛いと思ってんのかな」「鏡が無い世界の住人なんじゃないの」「いや、鏡はあるだろう。歪んだ鏡が」「吐くかと思った」「いや、すでに吐いた」「マロリーワイスった」「あいつの肌なんか見たくねぇ」「一生放射線防護服でも着ていろ」

 

などなど。本当はこの100倍以上罵る言葉が出てくるが、この程度にしておく。とにかく、その様に思われそうで、恐ろしい。コスプレ怖い。人間怖い。

 

…とまぁ、要するに、自分の様な皮肉で意地の悪い人間は、皮肉で意地の悪い世界に住む羽目になるのである。他人への皮肉は自分に返るし、他人は自分と同じ様に意地の悪い人間ばかりになる。こんな世界じゃ自信なんて持てやしねえ。

 

じゃあ、汚いコスプレーヤーの住んでいる世界はというと、きっと非常に幸せな世界なんだろうなと思うのである(皮肉ではなく)。そしてきっと、その心は外見に反してきれいに違いないと思うのである(皮肉である)。