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この世の背景

主に、どうしようもないことを書いています。

居心地が悪いから、親しくなろう。

これまでの人生、自分の属する集団(学校、会社)において周囲の人間とは親しくないのが普通だったし、それによる緊張感は日常過ぎてどうこうしようという気も起きなかったし、起きたってそもそも親しくするスキルもなかったし、それ以前に「ちょっと親しくなる」という概念がなかった。だから自分はいつも、ただじっとしていた。

 

だから自分にとっては、どこもかしこも安心出来ない場所であった。もちろん、気の合う奴もたまにはいたが、大体そういう奴は変てこな奴であり、集団の隅に生息している確率が非常に高かったために、その集団自体にとけ込む助けにはならなかったのだ。

 

そんな人生だったが、まぁ職場の移動やら加齢やらなんやらで、多少の対人関係スキル向上と、それによる緊張感の緩和を、知らぬ間に享受していたらしい。この度新しい職場に来て初めて、と言うより、生まれて初めて、「あれ、この居心地の悪さは、ひょっとして親しさが足りないからなのか?」「ならば親しくなる様にしてみようかな。」などと感じたのである。

 

心底驚愕した。そんな前向きな考えが浮かぶなんて。思春期の自分が聞いたらどう思うだろうか。「いつかはそんな前向きなことを感じられる様になるのか」と希望を持つだろうか。あるいは「30代になってもその調子なのか…」と、絶望するだろうか。

 

まぁいずれにしろ、ただ生きているだけで人間は変わる。そしてそれは誰にも止められない。

 

良かろうが、悪かろうが。