この世の背景

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女性の共感能力とメリット・デメリット

女性の共感能力は、確実に男よりも高い傾向がある。

 

女性も男性も、異性よりも同性に対する共感能力の方が高いのはもちろんだが、女性の女性に対する共感能力はただ事でない。男性の男性に対するそれとは比べ物にならない。

 

その敏感さは著しくて、楽しいだの、悲しいだのを共有するだけではすまない。よし子さんが隠している、あるいは本人ですら気付いていないような微妙な悪意や、敵意や、その他諸々の計算までもを、けい子さんが感じ取ってしまう。

その結果、けい子さんはよし子さんに心底うんざりしてしまい、嫌いになり、うっとおしくなり、冷静に対応出来なくなってしまう。

 

しかも困ったことに、共感するかしないかを自分では制御出来ないし、その感覚の影響から完全に自由になることもできない。加えて、共感の精度には個人差があるって、相手を嫌いになると、共感はマイナス方向にどんどんずれていき、ますます相手を嫌いになっていく。

 

つまり女性は、関わる相手がちょっとあれな人であった場合、勝手に共感して、勝手に傷ついたり嫌な気持ちになったりして、勝手に相手のことをますます嫌いになって、勝手に作業効率を落としたり、感情的になったり、あるいは判断が鈍くなったり歪んだりしてしまうのだ。

 

まぁ勿論プラスの場合もあって、共感により真の意味で「親身に」なることができ、相手に良い影響を与えていることもある。精度の高い共感から生まれる深い理解のメリットだけ享受し、自らの情動を驚く程コントロールして、使いこなしている達人もいる。断然年配者に多い(年配者全員では、断じて無い!)。

 

もちろん男性にも共感能力はあるし、上記の機序は働くが、女性に比べるとなんというか、もの凄くゆるい。程度も、深さも。深く理解することはあるが、女性に比べて理屈よりの理解であり、それ故に対して影響(情緒的な)を受けることが少ない。つまり冷静になれるのだ。

 

まぁもちろん悪い面もあって、親身になりにくかったり、理論先行、こちらの都合先行の心情を無視した対応をしてしまったりするのだけど。

 

 

自分は男だし、めんどくさい奴が嫌いじゃないので、女性がめんどくさい奴を前にして消耗しているのを見ると気の毒になるし、感情的な対応になっているのを見ると迷惑と感じるし、親身の対応がクリティカルヒットした時は感謝する。

 

まぁ、いずれにしろ、共に頑張りましょう、女性の方。

 

特に若くて細身で巨乳で美尻の女性の方。